銀座通りの電器店

クイズインマツフジというラジオ番組が
1970年代中期に熊本で放送されていました。

メインパーソナリティーは副島孝一アナウンサー

はがきを出したリスナーに電話をかけて
クイズをしたりリクエストを受けたりする番組でした。
リスナーの主流はティーンエージャーでした。

副島孝一アナウンサーは当時すでにかなりの大ベテラン
子供ぐらいのリスナーとお話をされていたようです。

ずっと後に大ブームになったいわゆる電リク番組の魁ですね。


さて、この番組の提供は電器店のマツフジでした。
今でも松藤ビルはあるようですが、
電器店でなくなった以降は、ゲームセンターや
カラオケボックスやネットカフェや
まさに時代の趨勢ですね。

そう言う意味で、当時一番流行っていたお店は
電器店だったのでしょうか?
ベスト電器も下通りにありましたが、
今よりも大きかったですよね。

ただ、地元熊本の人はベスト電器より、
マツフジに愛着がありました。
何しろラジオで冠番組を持っていたのですからね。
銀座通りのマツフジといえば単なる電器店ではなく
熊本の情報発信基地だったと言えます。

当時、銀座通りには紀伊國屋書店がありました。
熊本の紀伊國屋書店は3フロアに渡る書店でした。
福岡の天神コアのお店より広く、
当時は九州で最も充実した本屋さんだったと思います。

レコード店有りスタジオ有り

紀伊国屋書店熊本店の3階にはレコード売り場がありました。
レコードというのは、文化そのものだったので
レコード店は、本当に情報発信基地だったのです。

老舗のマツモトレコードと、当時は出来たばかりの
ウッドストックがしのぎを削っていました。
そして、ベスト電器、紀伊國屋書店でもレコードは売っています。

マツフジは中でも最も輝いていました。
レコードコーナーは地階だったと思います。
階段をちょっとだけ降りた、中二階のような感じの
中地下一階だったかな?
試聴コーナーも充実していたと思います。

ただ、マツフジはレコードだけではなく
定期的にレコードコンサートを大々的にやっていました。
題して「ひっちゃかめっちゃかレコードコンサート」
テーマ曲は、大瀧詠一の「お花見メレンゲ」でしたっけ?

マツフジ電器店内のスタジオに人を集めて
レコードコンサートなるものを開催していたのです。
司会はもちろん、江越のてっちゃん!
当時、日本で一番うまかったDJです。

というのは、第一回全国DJコンクールで優勝しているのですよね。
江越哲也さんは!

マツフジの情報発信力がいかに素晴らしかったか
当時を知る人も今や少なくなったのでしょうね。

しゃべりよりも曲だった

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